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映像祭典の人生最強体験 – オールナイトで世界のCM500本を見まくる「世界のCMフェスティバル」2004年大阪版

世界のCMフェスティバル2004 大阪 OTHER ENTMT

パチパチパチーーーーーーーー!

これ、参加した方にしか伝わらないのが残念。

拍手ではない、当日配布されるパチパチ小道具によって、拍手のパワーは数万倍。
朝まで参加者全員超ハイテンション!

パチパチアイテム

これとほぼ同じアイテムです(出典:Amazon)

昨年に続き、2004年12月4日(土)夜から「世界のCMフェスティバル」行ってきました。

どんな内容かというと、こんな感じ。

パリにあるジャンマリー・ブルシコフイルムライブラリーでは、30年以上かけて70万本もの世界のCMフイルムを収集。これらのうちベストセレクション500本を、1981年より「La Nuit des Publivores(CM食らい放題の夜)」と題して世界ツアーを行っています。
その日本版といえるのが「世界のCMフェスティバル」で、福岡で1999年に開催され、日本各地でも開催されています。

公式Facebook
https://www.facebook.com/profile.php?id=100057342465313&sk=about

公式X
https://twitter.com/cmfes

膨大なCMコレクションのなかから、オールナイトで、世界の厳選CM500本を見るというイベントなんですが……ただ座って見るだけではない。

バンドによる演奏会やゲストパフォーマンスや抽選会も随時あり(風船もいっぱい飛ぶよ)。
朝まで数回ある休憩時間には、スポンサー提供の酒などが無料飲み放題で……いやぁ、今年も飲んだ飲んだ。

まさにお祭り、祭典、大イベントなのだー。

世界のCMフェスティバル演奏

開催中にも演奏会があったりして、とにかく大盛りあがり(画像は、2003年大阪開催版)

もちろん肝心のCMも注目だ。

昨年はカンヌ広告祭で高評価を受けた、ホンダ「アコード」CMを目的に見に行ったけど(今回も上映されたぞ、うれピー)、なにも知らずとも、とにかく楽しい。

今年は下ネタ系が増えていたけど、メッセージ性の強いCMも良かった。

いやはや、暗くても〝ルミネ〟は見えます……って、それなんやーーー。
のど飴のブラックCMはもっと見たかったな。

また、南アフリカ放送協会CMもエンタ性とメッセージ性があってとても良かった。

あいかわらず日本自動車メーカーの海外CMはナイスだし、海外版プレイステーションCM特集はちと期待はずれだったけど、いろんな物語をオールナイトで見せてもらった。

なにしろ500本である!

しかも〝パチパチ〟効果で数分ごとに異常な大盛りあがり。
阪神タイガース優勝の道頓堀ダイブの盛り上がりとか、世界CMフェスティバルに較べたら、ちっちゃいちっちゃい。

そのなか、映画業界の知り合いのおねーさんと再会したり、いやぁー、ホントホント楽しいイベントざーました。

ほんで、朝5時過ぎに終わって、難波に移動。

6時過ぎに、難波の「河童ラーメン」にて、背あぶらラーメン食った。
これがまた、めちゃめちゃ旨かったーーーーー!
隣のグループもオフ会の朝帰りっぽかったな。

その後、9時前には帰宅して『パイレーツ・オブ・カリビアン』DVD見つつ、寝る。

濃いすぎるオールナイトであった。

いま思い出しても、こんな濃い映像体験はもう一生味わえないでしょう。

最近珍しくなくなった「応援上映」でも、あのエネルギーの20%未満でしょう。
インド式大盛りあがり「マサラ上映」と同程度かそれ以上の大盛り上がりを体験できる唯一無二のイベントでした。

残念ながら、いま日本での「世界のCMフェスティバル」は終了しているようです(?)。

DVDはいくつか発売されているようですが(Amazonで、世界のCMフェスティバルと検索)。
ただCMを見るだけじゃないオールナイトイベントとは、まったくの別モノ。

ちなみに当時の記憶によると、オールナイト上映は一部都心だけで、地方では半日だけとか、一部上映などもやっていたと思います。

また昔は、カンヌ広告祭にあわせて、広告業界誌『広告批評』で特集が組まれたり。

いまも開催されている『フジサンケイグループ広告大賞』は、明石家さんまさんと楠田枝里子さんのMCにて、1991年〜2011年までテレビ特番があったし、糸井重里さん、秋元康さんがゲスト出演し、GWあたりに放送。いまもひっそりと復活放送されているようですが、当方エリアでは放送されていないようです。

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