ネットで気になったことを書いた当時のブログをまとめた小ネタ集です。
このエントリーは投稿した年月日が残っていました。
1999年頃のブログ(当時はまだWeb日記と呼ばれた時代)では、現在の「X(旧Twitter)」のような短文だけのエントリー(投稿)も珍しくありませんでした。
もし当時のWeb日記がネットに残っていたとしても、現在のGoogle検索では絶対にかからない“小ネタ”ばかりかもしれません。
陰陽道ブーム(1999/11/28)
夢枕獏さんの原作を漫画化した岡野玲子の『陰陽師』(白泉社)をはじめ、『陰陽師・安部晴明 超ガイドブック』(二見書房)や『安部晴明&陰陽師大全』(光栄)、『安部晴明読本』(原書房)など、小説だけでなく、映像、コミックなど……。
幅広いジャンルで〝陰陽道〟がブームになりつつあるようだ。
鉄腕アトムが、2001年ハリウッドで復活(1999/11/01)
ソニー系列のコロンビア・ピクチャーズが、おなじみの手塚治虫原作『鉄腕アトム』の映画化権を手塚プロダクションから獲得。
2001年夏の公開を目指して、映画製作がはじまったそうだ。
といっても、アニメではなく〝実写版〟というから驚き!
なんでもアトム(海外での名前はアストロ・ボーイ)の姿もパンツとブーツではなく、現代風にシャツを着せたりするとか。
あの『ゴジラ』(1998年、ローランド・エメリッヒ監督版)もハリウッドに進出して、妙な爬虫類になってもうたけど、またアトムもヘンな子供になるんやろか。
にもかかわらず、手塚プロダクションは心が広いので、アトムがどうなってもまた「光栄っす」とか言いそう。
ディズニーの『ライオンキング』にしても『ジャングル大帝』のパクリじゃないか……とアメリカ在住のファンでさえ怒ったときも「光栄っす」って言ってたしね。
2024年2月6日追記
この映画は、ハリウッド版『ASTRO BOY 鉄腕アトム』(2004年公開予定)ではないかと思うのですが、実写ではなくフルCG映画に企画変更のうえで制作中止。
とはいえ、一般の人間と同じ格好をしたアトムは、浦沢直樹✕手塚治虫原作の漫画『PLUTO』にて実現。
2023年には、Netflixにてアニメ化されました。
流行色は何年も前から決まっている(1999/09/22)
服屋さんに行くと、もう〝秋モノ〟ばっかだけど、ファッションの流行色というのが、実はもう何年も前から決まっているって知ってましたか。
具体的にいうと、当年の約2年前にインターカラー(国際流行色委員会)で、各国が流行色を提案。
市場の動向調査などから、流行る色(流行らせる色)を約1年半前には決めているんだそうだ。
ほんで、これにあわせて、布地が準備され、デザインされて、ファッション誌で盛り上げて、お店に並んで、ハイ出来上がり。
そうしないと〝その年〟に、染料などが間に合わないからとか。
インターネット利用者の5.7%が依存症(1999/9/22)
これはアメリカのテレビ局・ABCでの調査なんだけど、ギャンブル中毒の診断に利用する手法で調べたところ、インターネット利用者の5.7%が依存症だという結論が出たとか。
なんでもネット依存は、家庭崩壊につながるという報告なんだけど、思ったよりも数字が少ないという感じ。
ちなみに、この手の調査って〝パソコン通信時代〟から、日本でも社会心理学のほうで調査・研究されていて、この結果は結構うなづくものも多いですな。
感触を伝えるマウスが登場(1999/8/26)
まだ日本での発売は未定なんだけど、アメリカで〝感触〟を伝えるPCマウスが開発され発売されるそうだ。
いつもはクリックしたりするだけのマウスだけど、このマウスを使うと画面上で表示されているモノによって、その凹凸がマウスを通じて指に伝わったりするそうだ。
さらに同じ最先端技術研究だと感触まで伝わる〝インターフェイス〟も開発されていて、柔らかさなんかも伝わるとか。こりゃあ、ぷるぷる感が分かる「エロAV」ってのもそのうち出てきそうですな。
2024年2月6日追記
感触を伝えるマウスについては、PlayStation5のコントローラー(DualSense)にてほぼ実現されましたね。
ダイアナ元妃はシェイクスピアの子孫(1999/8/26)
ドイツの英文学者が「ダイアナ元妃がシェイクスピアの子孫だ」という大胆な仮説を発表。
来月には書籍にして出版するそうだ。
なんでもシェイクスピア個人の人生はほとんどが不明なのだが、英文学者の仮説でもダイアナ元妃がシェイクスピアの子孫だという話もあり。
これに対してイギリスのマスコミでは「ダイアナ元妃の血筋には文才はない」と皮肉っているとか。


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